カリブの日記

車の事や秩父の事を書いています。

カテゴリ: テレビ番組

東京秋葉原の街をブラついた事のある方ならご存知かと思いますが、
街角のあちこちでメイドさんの姿を目にします。

中には、テレビに出ているタレントさんより可愛らしいメイドさんが
たくさんいます。

今日の「ザ・ノンフィクション」はアキバのメイドさんのお話です。

番組のあらすじ

「お帰りなさいませ。ご主人さま」メイドカフェに入ると必ず耳にする挨拶。
アキバの街に点在するメイドカフェの中に 34歳のメイドさんがいました。

お店の名前は HERT of HERTs{ハートオブハーツ)今年34歳の「もち」は、
10年前からこの店で働き、今ではお店の運営を任されるまでになったのです。

ところが、2020年春からコロナ禍で、非常事態宣言が出されると
秋葉原の街からは人が消え、外国人観光客でにぎわっていた
メイドカフェも客足が途絶え売り上げは激減し、
いくつもの店が消え去ってしまいました。
 

人気店がゆえに多く抱えるキャスト40人以上のに支払う給料や家賃。
メイドカフェの売り上げだけではまかなえず、
営業終了後店内でのオンライン配信によるグッズ販売を始めたのです。

目標販売額を確保するため、生配信は連日、朝まで続き、
時には配信中居眠りをして共同経営者のあずにゃんに説教される
「もち」さん。

店を守るために、休日はおろか、睡眠もままならない日々が1年近く
続いているのだから無理もないのですが、
それでも、終わりの見えないコロナ禍で「もち」さんも
崖っぷちへと追い込まれていく。

まったく戻らない客足、「もち」が懸命に頑張れば頑張るほど離れていく
若手キャストたちの心、
時短営業でシフトに入れないキャストが、次々と店を去って行く。

もちの両親はメイド喫茶の仕事に反対しており、
「いつ辞めるの?」「もうやめたの?」とメイドの仕事を辞めるのが
親孝行みたいに言われるという。
こんな生活をしているのだから、友人もいないし恋人もいない。

「絶対にこの店をなくしたくない」と自分の給料まで売上の一部にし
財布の中は千円札1枚しかない。

なぜ、そこまで自分を追い込んで店の為に頑張るのか、
過去の「もち」さんには何をやっても上手くいかない自分があり
世の中や人生に失望していた時代もあったのです。

でも、メイド喫茶だけは他の業種と違っていた。
世の中の流れに乗り切れなかった「もち」さんを変えてくれたのです。
だから、自分を変えてくれた大事な居場所を失いたくない。その一心から
お店を守り続けているのです。

そんな時「もち」さん 10周年パーティーをやることになったのですが、
予約客が誰もいない?ところが、お店を開けると次々にやってくる
常連のお客さん達。
仕事を休んで来てくれた人や、わざわざ大阪から駆けつけてくれた人。

その陰では他のスタッフがこの日のためにお客さんに連絡を入れたり
この日のために誘ってくれていたのです。

感想

アキバのハートオブハーツは知る人ぞ知る有名なメイドカフェですが、
「もち」さんのお店もコロナの犠牲になったお店の一つだったんですね。

仕事柄なのか見た目より若く見える「もち」さん。
真面目そうな優しい眼差しの奥に潜んだ必死さが見て取れます。
本当はもっと笑顔の優しい人なのだろうけど、今はそれどころではない。
不器用でな性格がよく出ています。

スタッフに対して決して怒らない「もち」さんに対して
共同経営者の「あずにゃん」が顔は可愛いのに悪役?としてスタッフを叱ったり
「もち」さんに対して意見を言う組織作り?
が上手く出来ているなと思いました。

ある意味、会長と言われている実質お店のオーナーさんの手中で
上手く動かされている?のかなとも思いましたが、
きっと今の状況をよく把握して
「もち」さんと「あずにゃん」の二人に任せているのだろうと思います。

店の状態が良い時ならば少々の無理は承知でスタッフに指示を出せますが、
客のこない状況下ではスタッフにも気を使うし、余計な経費は使いたくないから
スタッフの数は減らしたいし、それをやれば仕事のないスタッフは辞めてしまうし、
やりきれない立場に立たされても、ただひたすら立ち向かう「もち」さんの姿に
泣けて来そうでした。

そして、「「もち」さんのようにはなりたくない 」と言うスタッフの声。
それは誰だってそ思うし、正直な気持ちだと思います。
救われたのはそう言いながらも「「もち」さんの事は好きです。」の 声でした。

番組の終盤で「もち」さんの10周年記念?のパーティー?に
来てくれた人達 に感動しました。
「もち」さんのファンなんだろうな・・・・。
仕事を休んで来た?大阪から来た?ファンって本当に有難い。
そして、お客さんが来るように段取りしてくれたお店のスタッフの人達も凄いです。

お客さんの気持ちもスタッフの気持ちも「もち」さんはとっくに
分っているだろうけど、こう言うのって本当に泣けるのですよ。
他人様が何でこんなに思いやりを持ってくれるのかって、
僕なら大泣きする。きっと(笑)

番組を観ていて思ったのは、自分一人では出来なくても声を出さなくても、
自分を取り巻いている人達は常に自分を見ていてくれる。
そして、困った時には助けてくれる。

HERT of HERTsのチームワークは最高です。
それはチームリーダーの二人がスタッフ達の胸の内をよく知っているからです。

しばらくの間こんな状況が続くのはどこも一緒だと思います。
問題はいかにして生き残って行くか。

彼女達なら生き残れると思います。人生闇の夜晩だけではないですから。
今度アキバへ行ったら一度お店へ行ってみようと思います。

今日のナレーターはきゃりーぱみゅぱみゅさんでした。
きゃりーさんなかなかやるじゃないですか。

歌手さんだから発声がしっかりしているのは当たり前ですが、
イメチェンしたのですか?しっかり大人の声でした。
また、ナレーションを担当してほしいです。
 


テレビを観ていると、お笑い芸人と言われる人達を見ない日はありません。
テレビに出るのは(出演)=お笑い芸人?みたいな構図が今のテレビ業界なのです。
まあね、幼い頃からお笑い芸人を見て育った人達が番組制作をしている訳だから
それも仕方ないのでしょうか。


今日の「ザ・ノンフィクション」はお笑い芸人を目指して奮闘する一人の女性のお話です。

ドキュメントのあらすじ

27歳の「幸世(さちよ)」は、東京でお笑い芸人になる」と言って、
家を出たのは9年前でした。

舞台には立てるようになったものの、全くウケない。
毎月のようにオーディションに挑戦しても受かる気配は全くなく
当然収入などほとんどありません。


実は彼女には中学生の頃から誰にも言えない秘密があったのです。
女性として生まれた幸世は中学生の頃に「自分は男性だ」と違和感を覚え始め、
家族や友人にも言えずに学生時代を過ごしてきました。

高校卒業後、幼い頃からの夢だったお笑い芸人になるために上京。
月1でホルモン注射を打ち続け、少しずつ顔つきが男性らしくなり、
声も低くなってきました。
 
男性として認めてくれないつらい経験を「笑い」にして伝えたいと、
幸世は自身の体験を元にネタ作りをしているが、
笑いは起きず、戸惑いの空気さえ流れる客席。

そして、自分を追い越して売れていく後輩芸人たちの姿に焦りが募る毎日。

幸世が生まれ育った静岡には両親と姉がいます。
上京後にカミングアウトされた両親は、幸世のことを理解しようと努めるものの、
今も複雑な気持ちを抱えている。

元漁師の父親は、58歳になった今も、寝る時間さえ惜しんで
水産加工工場など3つの仕事を掛け持ち、母親は占い師をして、
幸世のサポートを続けている。

だが、いつまでも親に援助を求める幸世に憤る父は、
芸人になった娘のネタを一度も見たことがない。

そして、父親の仕事場を訪れ自分の為に働く姿に驚く幸世・・・・。


どんな人が今回の主役なんだろうと思ってテレビ画面を観ていたら、
本当は27歳の女の子なのに、かなりイケメンの男の子?でした。
そう、今日の主人公は見た目も声も完全な男の子?だったのです。

余計のお世話ですが、お笑い芸人よりも役者を目指した方が良かったんじゃない?
って思うほどの何の違和感もない男の子です。

感想

彼女の舞台を観ていて気がついたのは、失礼だけど決して笑えないです。(ごめんなさい)
話の内容が実体験なので、話がリアルすぎるのですよ。もすかして講演会みたいな場所で話した方がいいかも知れません。
これじゃ、客席が微妙な雰囲気になってしまいます。

本人がもう少し客観的に自分の姿に気がつけばいいのだろうけど、
事務所のアドバイスも抽象的な言い方なので、理解できないようだし、
これでは、ライブをやっても客は来ないし、オーディションも落ちる筈です。

誰も男性として認めてくれないつらい経験を「笑い」にして伝えたい」と、
思う気持ちを分からなくはないけど、やればやるほどまともすぎて笑うどころか怖いのですよ。

自分が面白いと思ってもお客が面白くなかったら単なる自己満足に過ぎません。
他人を笑せるのは並大抵な事ではないのです。

人を笑わせるには、その場の雰囲気と緻密な計算により作り出される、
笑いのテクニックがあるのですが、少しくらいの面白さではお客さんは絶対笑ってくれません。

お客を笑わせようと思えば思うほどお客は笑ってくれないのです。
きっと、彼女からまともさ(一生懸命さ)?が抜けると同時に笑いのツボ?が身につけば、
番組オーディションにも合格するだろうし、
ライブ会場のお客さんも増えるのではないかと思うのです。

番組の中で感動したのは自分の娘を思いやるお父さんの姿・・そっちか(^◇^;)
昼は木材の加工場?で働き、夕方になると別な仕事場で深夜働き、
工場の駐車場の車の中で仮眠をし、明け方木材の加工場に戻り
再び薪を作る作業に従事するのだそうです。

睡眠時間は1日1時間とか2時間・・・そんなにしてまで娘の為に働いているのです。
家に帰れば立派な一軒家に奥さんが待っているのに
家にも帰らず車の中で生活しているのです。

なぜ、そんなにまでしてお笑い芸人の娘をフォローするのだろう。
このお父さんの生きざまだけでドキュメント番組が1本作れそうです。

ただ、いつも書くように、番組が放送されればファンも増えるだろうし、
彼女に興味を持つ番組が出てくるかも知れません。

プロセスなんかどうでもいいから人気さえ出ればいいのです。
ライブ会場の客が増えれば興味を持った関係者が観にくるかも知れないし、
客が客を呼んでくれます。今回のテレビ出演はある意味ラッキーだったのです。

何がきっかけでドキュメントの取材を受ける事になったのか知りませんが、
これも、彼女の運なのかも知れません。
運も実力の一つです。やり方次第ではテレビのレギュラーだって夢ではありません。
頑張って!!

今回の番組制作は数々のドキュメント番組を世に送り出しているオルタスジャパンでした。
ネライなのかも知れませんが、本人に対しての変なツッコミもなかったし、
さすがと思ったのが、ドキュメント番組なのにカメラワークがとても良かったように感じます。
この辺がドキュメント番組を作り慣れている証しなのかも知れません。

そして、決して目立ちませんでしたが、松岡茉優さんの静かに語りかけるような
ナレーションがとても良かったです。
女優さんて声の出し方を知っているから聴いていて疲れません。
まるでドキュメント番組のナレーションのお手本のようでした。

今日の「ザ・ノンフィクション」は声優を目指す2人の女性を追ったドキュメントです。

今、子供たちの憧れの職業となっている「声優」。『鬼滅の刃』の大ヒットもあり、その人気に拍車がかかる中、多くの若者たちがプロの声優を目指し、養成所や専門学校へ通い「輝ける未来」を目指す日々を送っている。

30歳になったことを機に、会社を辞め、大阪から上京したカナコさん(30)は、大手声優養成所の研修生。東京での生活は失業保険を頼りに友人とルームシェアをしながら夢を追っている。まずは最初の関門。約200人から15人に絞り込まれる選抜試験に勝ち残ることを目指すのだが、これがかなりむずかしい。

同じ研修生のせろ里さん(22)もプロの声優になりたい一人。去年の春、大学を卒業し、内定していた就職先を蹴って鹿児島県から上京。声優の卵たちが集まる「声優シェアハウス」に暮らすのだが、現実は厳しく、昼夜3つのアルバイトを掛け持ちながら、カラオケボックスで発声練習に励む日々。

そんな2人に立ちはだかる最初の壁、入所して3カ月後の選抜試験。果たして2人は生き残ることができるのだろうか。夢を追う2人の女性の上京物語を見つめた…(以上番組HPより引用)

感想

声優になりたい人
今日の「ザ・ノンフィクション」は声優さんを目指す二人の女性を追ったとドキュメントでしたが、以前、このおふたりのように新聞配達をしながら、声優を目指していた女性に出会ったことがあります。
1998年10月頃のお話ですが、お時間がありましたら「声優になりたいんです。声優志望少女との再会」をご覧ください。 


さて、声優さんを目指す人は星の数ほどいると言いますが、努力だけでは認められないこの世界、声だけではなく、顔も歌も歌えればなおもよし?そうですよね。あの広い武道館をファンで埋め尽くした声優さんもいますものね。

声優になるには
ところで、今回の舞台となる養成所は「俳協」この業界では有名な所なのですが、所属してプロの世界に入るまでいくつかの難関を突破しなければプロの声優にはなれません。

そんな難関を突破して、ナレーターとして活躍なさっている柳沢真由美さんには何度もお仕事をお願いした事がありますが、ナレ原稿の内容により声を使い分けているので、何度一緒にお仕事をしても、どの声が本物?なのか未だに分かりません(笑)

今回は養成期間を経た200人の中から15人だけが次の上級クラスへ進めるのだそうです。

そして、そこで6ヶ月間勉強した後審査を受け、受かった人だけが「俳協」所属の声優として活躍の場を与えられるわけです。
そのためには、養成所とは別にボイストレーニングへ通ったり、別の場所でレッスンを受けたり、生活の為に仕事もしなくてはなりません。

メンタル面の強さも必要
今回のザ・ノンフィクションでは、せろ里さんだけ上級クラスへの審査をパスしたのですが、大阪から上京したカナコさんは審査をパスできませんでした。

プロの声優になるには単なる憧れだけでは無理です。
声優としての技術を持っていてもメンタル面が弱かったら無理だろうし、日々の訓練は絶対必要です。

ところで、審査に落ちた30路のカナコさんなのですが、落ち込んでいると思いきや、オーディションを受け続け、とうとうラジオドラマのオーディションに合格したのです。

決して諦めない
1勝12敗だそうですが、」そんな事はどうでもいい、とにかくオーディションに受かったのですよ。
ただ、ギャラはないそうです(^_^;)現代でも無給の仕事なんてあるのか?

本当に声優になりたいのなら、落ちても落ちてもチャレンジする気持ちは大事です。
声優の仕事は全てオーディションにより決まるそうですから、何度もオーディションを受けることにより度胸もつくし、合格?するツボみたいなものも分かってくるはずです。

意外とカナコさんのような人が大きな仕事のできる人になるのかも知れません。

ディレクターがカメラを回す意味
演出とカメラは中村篤人さんでした。
やはりいつも書くように演出する人がカメラを担当する方がいいですね。
カメラ技術はカメラマンには負けるかも知れないけど、カメラが小型化されたのでドキュメンタリーは自分の好きなように撮影できるし、カメラアングルや画質は二の次でその大事な瞬間が映っていればいいのですからね。

そして、ナレーションは「3時のヒロイン」の福田麻貴さんでした。
彼女も今回の主役と同じようにオーディションを受け続けた1人だそうで、そんなことからナレーターに選ばれたのかもしれませんが、ちょっと????な感じでした。

ナレーションは主役ではありません
ドキュメント番組のナレーションはナレーションは主役ではありません。
ご自分の感情を入れてはダメだと思うのですよ。

ナレーションはあくまで説明役なのですから脇役でよいのです。
脇役に徹することができれば自然と「ナレーションよかったね」となるのです。

もっと、淡々と喋ればよかったのに、内容も演出も良かったのに、ナレーションが残念な気がしました。

夢を追いかける人の瞳
それにしても、夢を追い続ける人は美しいです。
あの、キラキラした瞳で目標に向かっていく姿は、誰にも真似することはできません。
人生は一度だけしかありません。誰に何を言われようと夢を追いかける事は決して
悪いことではありません。

もしかして失敗するかも知れないけど、失敗を恐れて何もしないよりは失敗して屈辱を
味わうのも長い人生の中では必要なことです。
どんな事でもいい、夢を置きかける人の瞳は美しいです。
僕は夢を追いかける人が好きです。

出演者
【語り】
福田麻貴(3時のヒロイン)

スタッフ
【演出】
中村篤人

【構成】
石井成和

【チーフプロデューサー】
西村陽次郎

【制作著作】
フジテレビ

番組テーマ曲
〈曲名〉サンサーラ
〈作詞・作曲〉山口卓馬、書上奈朋子
〈歌〉竹原ピストル

 

今日の「ザ・ノンフィクション」は日本最高齢のストリッパー星愛美さん53歳のお話です。

神話世界でアメノウズメの天岩戸の前での踊りが、日本のストリップの元祖という話もあり、男だけの秘密の楽園と思われていますが、それは昔の話、今は客席に若い女性たちの姿も目にする時代なのです。

星愛美、53歳。1年を通して全国のストリップ劇場を巡業しているストリッパーの中で、日本では最高齢とい言われています。
彼女のステージは、若い踊り子も圧倒されるほどエネルギッシュで、迫力に満ちており、普通なら、引退しているはずの年齢である彼女は、なぜステージに立ち続けるのだろうか。

10代で落ちこぼれ、社会に反発していた少女はやがて、AV女優、ストリッパー、ホステスなどの職業を転々とするうちに、がんを患い7年もの闘病生活を経て再び働ける体になった時に、再び選んだ仕事がストリッパーの道だったのです。

そんな彼女が魂を込めたステージは男性だけでなく、若い女性をも魅了するのです。見ていると「幸せになる」と通い詰める女性の姿も・・・・。愛美さんが出演する全国のストリップ劇場を追いかけ愛美をサポートする「星組」というファンのグループもあるのです。

ところが、愛美さんは、ファンのためにステージに立ち続けたいとは思うものの、年齢による衰えや股関節の激痛、新型コロナへの恐怖などで限界を感じ、引退すべきか苦悩する。
しかし、それでも愛美さんには、ストリッパーを辞めない深いわけがあったのです。(一部班組HPより引用)

それは、癌に侵された体にムチ打って観にきてくれるファンの「すーさん」の存在もあったのです。
愛美さんがステージに立つと必ず大きな手拍子で迎えてくれる「すーさん」。その日の手拍子の大きさで、すーさんの体調がわかるそうです。

ある日、亡くなった旦那さんの写真を持って愛美さんのステージを観にきている女性の姿が・・・。愛美さんのファンだった旦那さんが1年前に病気で亡くなり、ようやく今は亡き夫にステージを見せる事ができたと涙する女性。

そして、新婚ほやほやなのに、旦那さんの許可を得て来たと言う20代の女性。
インタビューに多くは語ろうとしなかったが、楽屋にいる愛美さんの元に「もう一度生きてみます」と連絡があったそうです」よほど悲しい事があっったんでしょうね。と呟く愛美さん・・・・。

 踊りが上手いとか下手とか言う前に、愛美さんの踊りには魂がこもっているとファンの人たちは口を揃えて言う。

きっと、彼女がストリッパーをやめないのは、こうしたファンの人達の存在が有るからなのかも知れません。
何の世界でもファンというのはありがたいものです。
だって、その人のためならどんな遠くでも応援に来てくれる。演者にとって応援してくれるファンの拍手だけが頼りなのですから。 

きっと、今回の主役の愛美さんもそんな人達と一緒に長い踊り子人生を過ごして来たのだろうし、これからも踊り続けて行くに違いありません。

感想
今回の番組製作会社は「ザ・ノンフィクション」で番組最多28本の作品を発表したオーディンプロダクションさんでした。そして、制作・演出は同プロダクション代表の大里正人さんです。

それにしても、よく劇場側がカメラのが入る事を許可してくれたなと驚いています。
いくらモザイクがかかっていてもお客さんの顔が映りますものね。

きっと、企画段階からプロデューサーが劇場に日参したのだろう、と、勝手に想像していますが、制作側の熱い想いが劇場側に通じたのでしょうね。

それにしても、とにかく視聴者を飽きさせないと言うか、構成もカメラアングルもインタビューも自然な流れでした。
これは、愛美さんと演出の大里さんと の間に人間関係がちゃんと出来上がってから取材が始まったのかも知れません。

どんなドキュメント番組でもそうですが、人間関係が構築出来ず、うわべだけの人間関係で取材を始めると、被写体の方も自分をさらけ出すことはしないし、都合の悪い所は見せないと思うのです。
その証拠にモザイクはかかっていましたが、愛美さんはカメラ前で平気で裸体を晒していたではありませんか?

いくらヌード姿をお客さんに見せる仕事でも(ごめんなさい)自分の世界に戻ったら人前で裸になる事なんてないと思います。
 
もう一つよかったのはテーマ曲の「 サンサーラ」の音量をこれ見よがしに大きくしないでエンディングまで持って行ったのが印象的でした。

テーマ曲の「サンサーラ」に限らず、エンディングに音楽を持って行くと盛り上がるので、比較的みなさんよくやる手なのですが、演出の大里さんはそんな「への3番」に頼らなかったのはドキュメント作品への自信と技量の表れかと思います。

そして、ナレーションの 本仮屋ユイカさんが良かったです。
この方、お嬢さん芝居?しか出来ないのかと思っていましたが(ごめんなさい)こんな喋りができるのでしたか?

もしかして、ダメ出しが何度もあったのかも知れませんが、自分を出さずに淡々としたナレーションがものすごく良かったと思いました。 

 オーディンプロダクションさん制作の次回作が楽しみです。

出演者
【語り】
本仮屋ユイカ

スタッフ
【演出・プロデューサー】
大里正人

【チーフプロデューサー】
西村陽次郎

【制作協力】
オーディンプロダクション

番組テーマ曲
〈曲名〉サンサーラ
〈作詞・作曲〉山口卓馬、書上奈朋子
〈歌〉竹原ピストル


順風満帆だった歩みから一転、同じ部員の先輩からいじめにあい大きな挫折を味わい、高校を中退してしまった恭平君。そんな子供達の集まるチームの一員として練習に励む恭平の1年を追ったドキュメントです。

18歳の恭平は、幼い頃から野球一筋、プロ野球選手になることを夢見てきた。
高校は甲子園に出るため他県の強豪校に進学。両親も息子の夢が現実になると信じていた。
しかし、高校で待っていたのは部内の陰湿な“いじめ”。恭平は退部に追い込まれ、結局、高校も中退。人生の目標を見失ってしまう…

そんな恭平のために、母が毎朝5時から握るのは、特大おにぎり。高校を中退した恭平には今、毎朝、通う場所があるのだ…
「もう一度、野球がやりたい」「野球で夢をかなえたい」様々な事情で一度は夢破れた者たちばかりが集う野球チーム「BBCスカイホークス」。ここは、大好きな野球を楽しむ場所ではない。再び「野球」を通じて、自らの人生を切り拓くために闘う場所なのだ。プロ野球選手を目指す恭平の闘いが、再び始まる…

2020年、新チームのキャプテンに任命されたのは、群馬からやってきた17歳の成覇(じょうは)。彼もこのチームで再起を目指す一人だ。
甲子園を目指す強豪校でレギュラーになりながらも、校内でトラブルを起こし、高校中退を余儀なくされた。成覇の目標は、通信制で高卒資格を取り、大学で野球を続けること。

思いもよらぬ大きな挫折で夢破れた若者たち…その時、親はどうするのか。再び「野球」に打ち込み、人生を切り拓こうとする若者と家族の1年を追った…(以上番組HPより)

感想
夢を追いかけるのは若者に与えられた特権の一つでもあると思いますが、プロスポーツ選手のように実力がないといくら夢を持っても叶わない事もあります。
努力すれば夢は必ず叶う。そんなことはありません。それはミッキーマウスがショーの時に言う決め台詞です。現実はそんなに甘くないし、その人に実力がなければ絶対にプロにはなれません。

今日の主人公は高校時代に先輩からのいじめにより挫折し高校を中退をしたそうですが
いじめた人間が一番悪いけど、いじめから逃げられなかった本人はどうなの?

自分のことで申し訳ないのですが、小さい頃から夢を追いかけて役者になろうとしている人達を星の数ほど(ちょっとオーバーですが)見てきました。
そして、僕が役者をやっている頃、まだ17、8の頃だったと思います。役も貰えず年齢だけ重ねた先輩と言われている役者にバカにされた事もありました。ある時は、東北訛りのある人に「あんたなまってるね」って言われた事もあります。なまってるのはお前だろう?(笑)でも、何を言われても動じない僕にその人達は声もかけなくなりました。いじめなんてそんなものです。

今更遅いけど、いじめから逃げるのも一考かも知れないけど、立ち向かっていく勇気も必要だったのでは、と、思うのですよ。
本当に野球が好きだったのなら、いじめくらいで好きな野球を止める必要などなかったのではないのかと思います。
一度辞めたことをやり直すのは並大抵なことではありません。スポーツ選手ならなおさらだと思います。恭平君のいるチームはそんな人達ばかりだけど、かなりの実力がなければプロとして生きていくのは無理なのではと思うのです。ただ、それを夢見るのもそれにかけるのも自由ですけどね・・・・。

*プロって何なの。
プロとして生きていくと言う事は、その仕事をして報酬をもらうと言う事です。
日本のプロという言葉には「高い完成度」「高い職業意識」「プライド」「品質の安定性」など様々な意味を包括している。単純にお金をもらって生計を立てて居ることを指す言葉ではない。

と、言う方もおります。確かにその通りかも知れないけど、そんな事は自然と自分の中で意識して仕事をし、その対価として報酬を得ているのがプロだと思います。

ところで、恭平君には彼女がいました。
もし、プロ選手になれなくても私が食わしてやるって・・・頼もしくて可愛らしいお嬢さんです。
将来は結婚したいと二人は思っているそうです。
もしかして、恭平君の諦めない気持ちはそんな影の応援があるからなのかも知れませんよね。

2020年コロナ騒動で全国選抜高校野球も行われませんでした。
恭平君は今年が最後のチャンスのプロテストを受ける気でいました。
ところが、今の実力ではプロテストには受からないだろうと周囲からの言葉を本人も認め、プロテストを受けずに、独立リーグに入りプロを目指す事になったのです。
そして、大学入試にも合格し、独立リーグに入団することができたのです。

頑張れ恭平君!!そんな言葉をかけて上げたいよな今日の「ザ・ノンフィクション」でした。



出演者
【語り】
松本穂香

スタッフ
【撮影・編集・演出】
坂本憲史

【構成】
高野雄宇、大久保政男

【プロデューサー】
西村朗/鈴木魚拓

【チーフプロデューサー】
西村陽次郎

【制作協力】
てれすこ・ライターズ

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