3年振りの秩父夜祭に行こうか行くまいか迷いに迷った挙句、秩父屋台囃子の太鼓の音がどうしても聴きたくて秩父夜祭を観に行ってきました。
あの勇壮な屋台囃子を聴いていたらウルウルしそうでした。
コロナに感染はしていない
とりあえず、人混みは避けたつもりでしたが、1週間たった今でも体調に変化はないので、コロナには感染していないと思います。
祭りの朝
12月3日(土)朝5時 目覚ましの音で飛び起きました。と、言いたいところですが、4時頃には目が覚め、寒いので布団の中で今日1日の作戦を練っていました。
駐車場を出たのが6時ちょっと前、フロントガラスが凍っていたので出発まで若干時間が掛かってしまった。
秩父へのコース
本当は関越道を花園IC迄走り、140号線を秩父へと向かうのがセオリーなのですが、練馬から関越道に乗り川越 ICで降り、国道16号線から大好きな299号線に入り、正丸峠越えで秩父を目指そうと思っています。所要時間はどちらを通ってもほぼ同じだし、正丸峠越えは高速料金も千円以上安いと思います。
目標は2時間20分。爆走はしないつもりで走ろう!!
ところが
早朝という事もあり途中までスイスイだったのですが、299号線の山道に入った途端、ノロノロ運転の車に遭遇してしまいました( ;∀;)右に左に急カーブの連続だから怖いのは分かりますが、制限速度は40キロなのですから、
もう少し速く走っていただけないでしょうか。もしくは後続車を先に行かせるとか・・・・。
な~んて勝手なことをぶつぶつ走っていたのですが、299号線はほぼ追い越し禁止なので、
ノロノロ運転の後を着いていくしかありません。
ところが、正丸トンネル近くで2.3台後ろの車がいきなりヘッドライトを上向きにして
いっきに6台抜きで反対車線を爆走して行った。
昔の僕ならやったかも知れないけど、30過ぎの大人?には、そんな恐ろしいことは出来ません。秩父に着いた
秩父に着いたのは8時5分前、飛ばしたつもりはありませんが、東京を出て2時間弱。
いつもより30分は早いはず、到着目標を大幅に更新できました。
駐車場は国道140号線沿いの南小学校の特設駐車場に入れました。
ここは山車の終結するお祭り広場から比較的近い場所にあるのでこちらを選んだのですが、
祭りの途中で気が変わって帰りたくなっても、小学校の裏側を通れば規制で通行止めの国道140号線を回避できます。駐車料金は例年通り24時迄千円でした。
後で気がついたのですが、車を停めた後ガードマンが駐車車両の巡回をしていました。こう言う細かい気遣いが秩父の人なのですよ。
秩父神社を参拝した後、祭りで一番混雑する本町交差点に行ってみました。
ここにいれば街の中をウロウロして疲れなくても、山車や傘鉾を観ることができます。
山車に乗る囃子手さんが、マスクをしていたら画にならないから嫌だなと思っていたのですが、
どの町内の山車も、囃子手さんはマスクをせず屋根番?や運航関係者の人達だけがマスクをしていました。
昼過ぎまで山車の撮影をし、車に戻り昼飯を食べ休憩をするのが例年のパターンなのですが、
歩きすぎてグダグダになり昼飯の後疲れて眠ってしまうことが稀にあります。
目が覚めたら通行規制のかかる5時半を過ぎていて、山車の巡行する通りに出られなかった事があります。
今日はそんな事のないよう、あまり歩き回らずじっとしていたいのですが、どこからともなく秩父屋台囃子の音色が聞こえてくると、何かソワソワするのは僕だけでしょうか(笑)
DJポリス登場
夕方からは、秩父公園内のお祭り広場の端にある、滑り台等の遊具設備のある公園のような場所に陣取ったのですが、目の前の通りにはDJポリスがいました。
「ご通行中の皆さん、この先の秩父公園内は午後5時半を過ぎますと立ち入ることが出来ません。警察官の指示に従いご通行をお願いします。こちらは秩父警察署広報班です」何度も聴いていたら覚えてしまった(笑)こんなアナウンスをカンペ?を見ながらしゃべっているのですよ。でもね、渋谷のスクランブル交差点のDJポリスを真似るなら、原稿を暗記してマイクに向かった方が言葉が自然に出るし、喋っているうちにアドリブも浮かんでくると思います。今の状況に合わせて注意喚起をしたり、現在の状況をアナウンスするのがDJポリスの役割。だと、思うのですよ。警察関係者でもないのに(笑) 初代スクランブル交差点のDJポリスの喋りが完璧すぎたので、同じ喋りの繰り返しは騒音にしか聞こえません。ゴメンナサイ。余計なことでした。
話しが別な方向へ行ってしまいましたが、6台の屋台・笠鉾は無事にお祭り広場に集結しました。
山車の引き上げが終了し神事が終わると、立ち入り禁止だったお祭り広場(秩父公園)の規制が解除され一般の人も公園内に入ることができます。
提灯の明かりに照らされた6台の屋台と笠鉾。
もうすぐ夜中の12時になるというのに・・・・。華麗な姿をいつまでも観ていたい。
花火が終わりを告げる頃、人々は家路を急ぎます。冷たい北風が頬を叩いて通り過ぎていく。
夜祭が終わると、初冬の秩父路にも冷たく長い冬がやってきます。
華麗な山車やお腹にまで響きわたる秩父屋台囃子。新型コロナの影響で何年も開催されなかったけど、やっぱり、来て良かった。ここには書き表せないような感動も一杯あったし、見知らぬ僕に気さくに話しかけてくれた地元の方の話も楽しかった。有難うございました。秩父の皆さん。
2022年12月3日
(今回はスチールカメラを持参しなかった為、写真は一部使いまわしです。)