カリブの日記

トヨタアクアと埼玉県秩父市の事を書いています。

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三峯山神社は三峰山の標高約1100mのところに鎮座しており、霊験あらたかな感じをうける。
創始は日本武尊(やまとたけるのみこと)と伝わり、
伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冉命(いざなみのみこと)の二神をまつる。
江戸時代、眷族のお犬さまことオオカミの霊力(盗難よけ、火難よけ)が
信仰され、10万石の格式をもつ霊地として栄えた。(以上秩父観光協会HPより)

 そんな三峯山神社へ行ってきました。
秩父市内から車を走らせる事1時間、市内を外れる頃には道幅も狭くなり
カーブの先から突如現れるダンプカーとすれ違うのも怖いほど道幅は狭くなり
これからの季節は冬用タイヤを装着しなければ道路が凍結して怖くて走れないかも知れません。

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いつもなら霧に霞む山々も秋の太陽に照らされくっきりと見える。



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駐車場を抜け一歩山道に入ると、身が引き締まるというか凛とした不思議な気持ちに
させてくれます。
山に向かって左が雲取山へ向かう登山道で神社は左側へ行きます。

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駐車場で520円の料金を払い参道を歩くと何軒かのお土産屋さんがあります。
軒に吊るされた干し柿が見事です。

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古い交番がありました。

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平日ということもあり参拝客の数は少なかったけど
休日はかなりの人出があるそうです。

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樹齢800年とも言われている三峯神社の御神木です。
この御神木こそがパワーの源となり参拝者に気を与えてくれるのです

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「どうか私に気をお与えください」気のお守りを授かり
帰路に着く頃にはスッキリとした気持ちに
慣れたような気がしました。

気のせいかもしれないけど、人間の気持ちなんてそれでいいと思う。
自分が満足すればそれでいいではありませんか。

お参りした事により自分が少しでも元気になれればそれでいい。
困った時の神頼みなんて言う人もいますが、自分がそれで満足できれば
それでいいのですよ。

少しばかり疲れ気味の自分にとって、
関東屈指と言われているパワースポットと言われている三峯神社を訪れて
どんな疲れに効く薬を飲むよりも
効果があったと思います。

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市内に入る手前にある羊山から見た市内


 秋・銀杏というキーワードを聞くと子役をやっていた頃、神宮外苑の銀杏並木の
黄金色一色の絨毯のような 中で何のドラマか忘れたけど、馬跳び?をやったことがあります。
一時はそのシーンが話題になり雑誌のインタビューを受けたり銀杏の木の下で
馬跳びをするのが流行ったそうです。

ま、そんなこともあり、秋になると神宮の銀杏を見にいくのが毎年楽しみだったのです。
ところが、僕の大好きな秩父にも銀杏並木があるらしいのです。
 
ツイッターのフォロワーさんからミューズパークの銀杏の葉が色づき始めた
という情報を得て、ある日秩父に行ってみました。
 
関越自動車道を川越で降り国道299号線に入りワイディングロードをひたすら秩父に向けて
走る。
もう何十回も走っているはずなのにいつも新鮮に感じる不思議な道路です。
最近この道路でスピードの取り締まりをやっているらしいのですが、
どの辺なのか見当もつかず走っているのですが、おそらく平日の取り締まりは
ないのではないかと勝手に想像しています。

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「道の駅 芦ヶ久保」ここまでくると秩父は目の前です。
秩父の紅葉には少し早そうですが、秩父ミューズパークにある銀杏並木は約3キロに渡る
長い並木だそうなのですが、これだけ秩父に通っているのに
一度も行ったことのないおかしな人です。 

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秩父市は埼玉県の北西部にある人口6万3千人ののどかな町です。
明治中期から昭和にかけ養蚕や絹織物で栄えていましたが、
時代の流れと共に豊富な自然や古き良き時代をモチーフにした観光の町へと
その姿を変えて行ったのです。

秩父に初めて行ったのはサラリーマンを辞め1年間は失業保険で食い繋ごうなんて
良からぬ考えをしていた頃でした。

「会社辞めたんだって、今何しているの?」
サラリーマン時代に仕事で出入りさせてもらっていた
番組製作会社のYさんからの電話でした。

「ご無沙汰しています。今はプータローやっています」
「そう、もし時間があったら会いたいんだけどさ」
 と、いう事で、僕の家の近くの喫茶店で電話の主と会うことになったのです。

このYさんと言う方、日曜日の朝某テレビ局で放送している人気番組を作っている
制作会社のプロデューサーの方なのです。 

この方無駄口が嫌いなのか話し下手なのかわかりませんが、
昔から必要なこと以外は話さない方なのです。

約束の時間を少し遅れてきて、いきなり「それでさ、相談したい事があるのよ」と、
いきなり話し始めたのです。 

「予定していた ADが田舎に帰っちゃって困っているんだよ」
「遊んでるなら仕事手伝ってくれないかな」
「 AD?僕がですか?」「君なら出来るよ」
「気遣いは抜群だし気が効くしさ」「頼むよ」 

いきなり ADをやれって言われても、 ADってアシスタントディレクターの
略で聞こえはいいけど、早い話し雑用係なのです。

「じゃ、頼むね。ロケは12月3日に埼玉県の秩父市でお祭りがあるんだけど、
それの取材ね」「寒いから防寒だけ気をつければいいよ。
じゃ、また連絡するよ」と、言いたいことだけ言うと、帰ってしまったのです。

それから2週間後の12月3日午前7時 初めて秩父の土を踏んだのです。

ロケバスから降りると冷たい風が頬を打ちつけます。
目の前に大きな山がありました。武甲山という山だそうです。

その日のクルーはディレクター、カメラマン、照明さん、音声さん、
レポーターのタレントさん、僕に声をかけたYプロデューサー、
そして僕の七人 編成です。

取材の下準備はできているらしく、渡された1枚のスケジュール表に沿って
撮影するだけなのですが、終了時間は24時30分と書いてある。

という事は、今午前8時だから、16時間以上も取材するの?
東京に戻って家に帰り着くのは朝?

町中や山車を撮っていると昼の時間が近づいている。
Yさんに「昼飯どうするんですか?」「大きなレストランはなさそうですけど」
「スーパーで弁当でも買いますか?」

と、言う訳でスーパーで弁当を人数分買い、総菜売り場でおかずになりそうな物や
お菓子やら抱えきれないほどの食料品を買い込み、ロケバスの中で食事をしたのですが、
スタッフに好評だったのが「みそポテト」だったのです。

レポーターの女の子は家に持って帰るって大騒ぎしている。
結局足りないと言うので、再度スーパーへみそポテトを
買いに行ったら売り切れてありませんでした。

売り場の人に事情を説明しどうにかならないかお願いしたのです。
そしたら、製造元へ連絡をしてくれて
結局、50本近い「みそポテト」を手にすることができたのです。

帰りのロケバスの中でスタッフ全員からさすがYさんのお墨付きの ADだって
褒められました。でも僕は ADではない(笑)
それ以来「みそポテト」との繋がりができ、今でも秩父に行くと
スーパー「ベルク」に立ち寄り「みそポテト」を買い占めてお土産にするのです。

そうそう、あとで聞いた話ですが今回のロケに僕を同行させてのは、
Yさんが僕を試験する為だったらしいのです。

頼んだ訳でもないのに結果は合格だったらしいのですが、
プロデューサーのYさんは会社に僕を入れて、
コーディネーターをやらせようとしていたのです。

サラリーマン生活からようやく足を洗い、これからは失業保険で生活しようと
しているのに、冗談じゃない。
人の下でやる仕事は一生涯やらないと心に決めていたので、
丁重に断ったのですが、諦めないばかりか
入社が嫌ならフリーでやってくれというのです。

と、いう事でフリーランスの番組コーディネーターとして
独り立ちしたのですが、「Yさんー秩父ーみそポテト」変な構図ですが
これが今の僕と秩父とのつながりです。

でも、取材で出会った人達もスーパーの人達も皆さん僕たちクルーのために
本当によくしてくれました。秩父の山々も綺麗だったし秩父夜祭も素晴らしかったし
こんないい所が東京の近くにあったなんて大発見です。

過疎化が進んでいると地元の人達から聞いていますが、少しでも秩父に人を呼ぶ
お手伝いができればと思っています。

秩父へは池袋から西武線で1時間ちょっとで行くことができます。
自然がいっぱいアニメの聖地秩父へ足をお運びください。



秩父夜祭に行ってきました。

10月は台風騒ぎ、11月は年始年末の番組の準備で全く休みなし、
な訳で、今回はほんと久しぶりの秩父訪問なのです。 

昨夜も帰りが遅くなり、ほとんど仮眠しただけで家をでたのだけど
 秩父夜祭の為なら全く苦にならない、そう、ディズニーオタをやってた頃なんて
毎週土曜日になると朝3時4時起きでパークに行ってたんだもの。

さて、いつも書くように「秩父夜祭」は日本三大曳山祭りの一つに数えられる勇壮なお祭りです。
6台の笠鉾や屋台が迫力ある秩父屋台囃子のリズムにのり町中を引き廻されます。
と、パンフには毎年同じように書かれています。

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    夜明けの秩父市内 山の下の白いのは霧です。


毎年12月3日の朝、秩父に着くと真っ先に市内を一望できる羊山公園に行くのですが、
おそらく荒川の上あたりなのでしょうか今朝の秩父市内は霧が立ち込めているようです。

市内の中心から1キロほど離れた所に別名「一番組」と呼ばれる
中近笠鉾の収蔵庫があり、秩父神社に宮参りに向かう出発の様子が見られます。

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          霧の中にポツンと中近の笠鉾が出発の準備をしていました。

太陽はとっくに上っていて、本来なら笠鉾に太陽の光があたり黄金色に光る筈なのですが
霧が邪魔をして太陽の光が届きません。
地元の方の話しだととても珍しい光景だそうです。

今回も小さなビデオカメラを持参したので写真は少ないのですが、
「下郷」の笠鉾を待っていたら「綺麗な画だね~。どこのカメラ?」と下郷の
役員さんと思われる方から声を掛けられました。
(お揃いの着物を着ていたので多分役員さんです)

iphoneをビデオのモニター替わりに使っているので綺麗なはずなのですが、
笠鉾が来るまでの短い時間でしたがしばらくビデオ談義に花をさかせてしまいました。

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           秩父のB級グルメ「みそポテト」を買いました。

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 22時半になると「御旅所」内の規制が解かれ勢ぞろいした山車の側へ行くことが出来ます。

例年だと、歩き疲れしんどくて10時半の規制解除まで待てなかったのですが、
前々からから撮りたかった「御旅所」に6台の笠鉾と屋台が勢ぞろいした映像をようやく
撮れました。

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今年も花火大会のアナウンスを昨年に続き元AKBの金澤まいさんが担当していました。
昨年のアナウンスより少し大人っぽくなったような気がしたのですが、
狙いで雰囲気を変えたのでしょうか。
でも、個人的には昨年の AKB調のアクセントが入ったアナウンスの方が好きかも・・・。


ところで、林家たい平さんが屋台を曳いているという噂を耳にしたので
会いに行ったのですがどこにも姿が見当たりませんでした。
そうしたら、夜御旅所へ向かう神幸行列の神輿を担いでいたらしいのです。
神幸行列は見ましたがまさか神輿を担いでいるとはね。
全くいろんなことをやる方です。


それにしてもよく歩きました。本日の歩行数2万2千歩、歩いた時間4時間50分
距離にして、15キロくらい?でしょうか。
普段は1日4千歩も歩いてないのですから、5日分を1日で歩いた計算です。

来年は有料観覧席に応募してみようかな。

 

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明日は12月3日待ちに待った秩父夜祭の日がやってきます。
今日は宵宮といって本祭前日に屋台が町を練り歩き夜には花火大会があります。

そんな事を考えながら布団に入ったのだけどなぜか昨夜は眠れなかった。
明日は早起きをして朝5時前には家を出るつもりなのだけど、
多分今夜もなかなか寝付けそうにありません。

最近始めたツイッターのフォロワーの方や例の女子高生グループにも
会えればと思っているのですが、何度も行ってる秩父なのにこんなに興奮するのは
初めてかもしれません。

そうそう、12月3日の本祭に行われる花火大会のアナウンスは昨年に続き
今年も秩父市出身で元AKBの金澤まいさんが担当するそうです。
昨年のブログにも書きましたが、優しく語りかけるようなアナウンスが市の観光協会の
担当者さんにも届いたのでしょうか。

彼女のファンでなくてもあの声にやられてしまうのは間違いないと思います。

京都の祇園祭、飛騨高山の高山祭に並ぶ日本三大曳山祭りに数えられる
秩父夜祭本祭は12月3日です。





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