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アクアには電動走行用の駆動バッテリーと車両の電装をコントロールする
補機バッテリーが搭載されているのはご存知だと思いますが、
駆動用バッテリーには冷却ファンがついているのをご存知でした?

このファンのフィルターを掃除しないと駆動バッテリーが冷却されなくなり
突然警告ランプが点灯し、慌てふためく事になります。

アクアの駆動バッテリーはニッケル水素バッテリーを搭載しているので
プリウスや新型アクアに積まれているリチュームイオン電池ほど神経質になる
必要はないと思われますが、それでも熱に弱いのは変わりありません。

そのまま乗り続けると駆動用バッテリーの寿命に直結します。
(その前にレンチマークの警告灯が点灯しますが)

と、言っても、犬とかペットをいつも乗せていない限り、そんなに汚れるとは
思えないのですが意外と忘れがちなのです。

やってみました


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場所は助手席の後ろの後部座席下。座席の下を覗くと写真のような格子状の物が見えます。
ここから空気を取り入れ座席下の駆動バッテリーを冷やしているのです。

写真上部にあるピンとちょっと写真が暗いのですが、右端のピンを外して
まっすぐ引っ張るとカバーが外れます。
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カバーを外すとスピーカーのような丸い物体が現れます。
これが冷却ファンのフィルターで金網の奥に冷却ファンが入っています。
あまり汚れていませんね(笑)
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それでも、ブラシで埃を払うと写真のように綺麗になりました。
これでしばらく掃除はしなくて済みそうです。

排気口を発見

ところで、このファンで吸い込まれた空気はどこへ抜けるのか不思議に思っていたのですが、
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ラゲッジルームの右側に排気口がありました。
この部分を荷物等で塞がないようにしないと、せっかく吸入口を綺麗にしても
排気された空気の逃げ場がなくなり、駆動用バッテリーが熱くなる恐れがあります。
でも、ここに排気口があるのを知らず、紙袋をピッタリくっつけていました。半年間(^◇^;)

アクアにお乗りの方へ

今回はアクア乗りの方には必須と思われる駆動用バッテリーの冷却ファンフィルターの
清掃をやってみました。

作業は5分もあれば済みますので、お時間がありましたら警告ランプが点灯して慌てる前に
作業されることをお勧めします。

金網の隙間からファンを覗いてみたらファン本体にもかなり埃が溜まっていたので
今度フィルターを外してファン掃除をやってみたいと思います。