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転載元:https://www.news-postseven.com/archives/20200105_1518343.html

斎藤ちはる(22)?誰?

乃木坂ファンならご存じだと思いますが、元乃木坂46のメンバーだった斎藤ちはるさんです。

2018年5月20日に、21歳の時に7年半在籍した乃木坂46からの卒業を発表。


卒業発表の場では、いつも支えてくれた両親・家族への感謝の言葉を述べ、今後は乃木坂46として活動する中で見つけた1つの夢に向かって、第2の人生を「私らしく前向きに頑張りたい」と語っていました。

その1つの夢というのはアナウンサーだったんですね。

2019年4月テレビ朝日にアナウンサーとして入社。

ところが、テレビ朝日の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントに抜擢され、入社当日の朝、モーニングショーに出演し、朝10時に番組が終わってから入社式に出席という、テレ朝始まって以来の最速アナウンサーデビューをしたのです。

「羽鳥慎一モーニングショー」(毎週月~金曜朝8:00-9:55、テレビ朝日系列)は羽鳥慎一さんがメインキャスターを務める情報番組ですが、2017年から2019年まで朝の情報番組としては3年連続の年間民放トップ視聴率のお化け番組です。そんな高視聴率の番組のアシスタントとして、入社当日から新人アナウンサーを出演させるとは思い切りのいいテレ朝上層部なのですが、

テレ朝はこの手のやり方はかなり好きらしく、現在フリーアナとなった宇賀なつみさんも入社当日の夜から「報道ステーション」のお天気コーナーを担当させた過去があります。

で、斎藤ちはるさんの初日の放送なのですが、いくら元乃木坂メンバーだったとはいえ、歌番組でもバラエティでもなく、初めての情報番組の生放送に出演して
さぞかし嚙み噛みでしゃべるのかと思いきや、堂々とあいさつを終え、もう何年もモーニングショーのアシスタントをしているかのような雰囲気を観て、その度胸の良さに唖然としました。
 
4月に番組に加わってから10ヶ月経ちますが、決して出しゃばることもなく話を振られれば、どんな話題にも躊躇なく発言のできる頭の回転のよさは誰にでも出来る事ではありません。

番組の中では伝統を守り、次の世代へ引き継ぐべく奮闘する輝く女性に密着レポートする「継ぐ女神」というコーナーを担当していますが、大好きな自前のカメラを持ち、被写体を捕えながらのレポートは、とても新人アナとは思えません。


そして、番組の生命線でもある視聴率も斎藤さんに代わってから少しずつ上向いているというのです。

毎日観ている番組の出演者が変わる場合、よほど人気のある人物に代わらないと
視聴者側が違和感を覚え視聴率はさがる傾向にあると言われていますが、視聴者の大部分を占める主婦層にも新人アナの斎藤さんは受け入れられているようです。
乃木坂時代の斎藤さんは、前に出よう前に出ようと思っても、なかなか前に出られなかったと言っていますが、今は前に出ようとして肩肘を張らなくとも、本来持っている今の自分を出せているのが一番いいのかも知れません。

元アイドル出身とはいえ、明らかにその域を抜け出し、決して元アイドルだったことを引きずらずに1人のアナウンサーとして第二の人生を歩みだした今後が楽しみです。

そうそう、斎藤ちはるさんが初めてのお給料で「ディズニー2パーク年間パスポート」を購入したそうです。

これで、斎藤さんは通称「年パ持ち」の仲間入りです。
(ディズニーファン2月号より)