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テレビのニュース番組で高齢ドライバーが車で歩行者の列に突っ込んだとか店舗に
突っ込んだとか、この手の事故があるたびにテレビで報道され、
高齢者は運転免許証を自主返納して車の運転をするなと言わんばかりの
世の中になっています。

そんなことを言われても、車がなかったら生活できない人達はどうすれば
いいのですか?
バスも電車もない所に住んでる方はどうやって移動しろというのでしょうか。

WHOの定義では、65歳以上の人のことを高齢者としているそうですが、

日本では一般的に、0~19歳を未成年者、20~64歳を現役世代、
65~74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者とされているそうです。

でも、ちょっと待ってください。確かに高齢者と言われている人が起こす
交通事故は少なくありませんが、交通事故を起こす年代は40代で、15.4%
その次が50代と高齢ドライバーで15%だそうです。

そして、信じられない話ですが、若者のアクセルとブレーキ踏み間違い事故も
かなり多いそうなのです。

バイク事故を含めると、16歳から20歳までの交通事故が一番多いそうですが、
若い人はとっさの判断ができるので大事に至らないのだそうです。

アクセルとブレーキを踏み間違える事自体が信じられませんが
オートマ車の場合は左足は遊んでいるわけですから、ゴーカートのように
アクセルは右足、ブレーキは左足を使えば踏み間違事故は少なくなると思いますが、
教習所ではそんなこと教えませんものね。

そうそう、交通事故の原因で一番多いのが漫然運転と言われている運転だそうです。

いわゆる、ぼんやり考え事をしながら運転している状態のことです。
顔は前方を見ているのに頭はボーッとしているため、ほかの車や歩行者の
存在に気づかず、交通事故の原因になることが多いのだそうです。

居眠り運転や脇見運転と違って、走っている車を見てもわからないですものね。
漫然運転は交通事故の原因の上位にあり、非常に危険な行為であるといえます。

もしかしたら、こんな人達が煽り運転をされる対象になるのかも知れません。
周囲の状況を気にしてないからパッシングされようが後ろから車が来ているのも
気がつかず、煽られるのですよ。

これは個人的にいつも思っている事なのですが、全部が全部そうだとは言いませんが、
車を道具としてだけ扱っている人がいますよね。
単なる移動の手段としてだけの道具みたいな・・・・。

車を動かすために最低限度アクセルとブレーキとハンドルだけは扱えるけど、
エンジンブレーキもシフトダウンも知らないし何のこと?
だって、エンジンブレーキなんて、この車には付いてないもん。とか、言う人です。

当然、車の怖さも知らないから、アクセルペダルを踏めば車は走り出すし
ブレーキを踏めば減速したり車は止められます。

それだけ知っていればいいんじゃない?みたいな人です。

まあ、確かにそれだけ知っていれば車は操れますが、
もし、スピードを出し過ぎて目の前に急カーブが現れたらどうするのですか?

普通はシフトダウンしてスピードを落としますよね?
シフトダウンも知らずに、路面が濡れている道路で急ブレーキを踏んだら
車はスピンしますよ。
スピンしたとしてもこんな人は車を立て直せないでしょうから
高速道路ならクルクル廻って防護壁に激突するしかありません。


テレビでよく見る「運転操作を誤り防護壁にぶつかったと見られており」
「当時周辺は雨が降り路面が濡れておりスリップしたと思われます」って
ニュースに番組に取り上げられます。

他の車のいないところで単独事故を起こすのは勝手ですが、
それでも、渋滞が起きたり、通行止になったり、救護の人の手を煩わせたり
他人様に迷惑をかけることになります。

偉そうな事ばかり書いていますが「安全運転」と言われる運転をしているか
どうかは別として、自分が車に乗る時は常に「走る凶器」を操っているんだと
いうことは頭の中に叩き込んで車に乗っているつもりです。

自動運転になれば交通事故なくなるという方もいらっしゃいます。
仮に、世の中車全てが自動運転になったとしても、事故は減らせても
何らかのトラブルで事故は発生します。

誰しも交通事故なんか起こそうとして車を走らせている訳ではありませんが、
現実の車社会の中で、交通事故を起こさない「普通に車を操れる?」 術だけは
身につけたいと思っています。