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それはある日突然にやってきました。
朝、エンジンをかけようとしたらセルは廻るのに エンジンが始動しないのです。 
変だとは思って何度かセルを廻すとエンジンは始動した。

でも、なんかいつものカリブとは違って力がない????。
夕方出先でエンジンをかけると普通に始動し何の違和感もなく家に着いたのです。

そして、翌日エンジンがまたも始動しない、始動してもエンジンは停止する。
何とかスタートできたのだけど、坂道でまたもやエンジンが停止してしまった。
何とか坂を登り終え路側帯に車を止め、 JAFに救護要請をし、
行きつけの修理工場まで車を運んで貰うことにした。


スプリンターカリブ、 AE95Gが僕の手元に届いたのはだいぶ前のことでしたが、
初年度登録が平成6年、走行距離 15000キロの中古車でした。

サスガフニャフニャで昔のアメ車のようにフワフワした気持ちの悪い車でしたが
サスを交換し、ホイルを知り合いからもらったスイフトのホイルに履き替えたり
ステアリングを替えたりエンジンをいじったりそれはそれは手のかかる子供のようでした。
そんなカリブも走行距離 125000キロに達している。

ルーフもボンネットも塗装し直したり、街角で信号待ちしていると中年の男性が立ち止まって
じっと懐かしそうな顔でこちらをみている場面に何度も遭遇しました。
「この車欲しかったんだよね。でも高くて替えなかったんだよ」と、いう言う声は何人もの
方から聞いた事があります。

そうそう、ちょっとした出来事が原因で、警察官を助手席に乗せて、パトカーの先導で
某警察署まで行ったこともありました。(笑)

車を預けて3日ほどして修理工場から電話がありました。
エンジンコンピューターからの反応がないというのです。
もしかして、エンジンコンピューターが原因かも知れないとも言われた・・・・、

以前ヤフオクにカリブのエンジンコンピューターが出品されていたので探したが
見つからない・・・修理工場でも探してくれたがトヨタには新品があるらしい、
価格は5万はするかも知れないとのこと・・・・。

その数日後、コンピューターのコンデンサーが腐食している事が判明した。
コンデンサーを交換すればカリブは息を吹き返すだろうとの事でした。

コンデンサーを交換するのは簡単な事だが、プラスチック製のラジエターがいつ破裂しても
おかしくないし、経年劣化による車体の塗装もあちこち剥がれてきたし、
遠出して高速道路で何らかのトラブルでも起きたらとんでもない事になるしね。
考えに考えた挙句、出した結論は・・・廃車する?・・・・。

でも、思い出が一杯ありすぎて・・・この車・・・廃車するのは悲しすぎます。

熱中症になりかけながら取り付けしたカーナビ、調べに調べて探し当てた H4の
 LEDヘッドライト、汗まみれになりながら何度もオイル交換もしたよね。

エンジンをいじって出足が良くなって大喜びもしたし、足元を硬くしたおかげで
首都高のコーナーは誰にも負けない速さで走れた(走り屋ではありませんよ)

ディズニーランドからの帰りに雪が積もり、スリップして動けない車を横目に、
四駆の強みでレインボーブリッジの登り坂を夏タイヤで一気に登ったのもカリブだった。

休みの日は早朝から日が暮れるまで一緒にいた日もあった・・・。
思い出だけが走馬灯のように頭の中を駆け巡るけど、別れなんてこんなものなのかな・・・・。

思い出したらきりがないけど、もう一度だけ国道 299号線のワイディングロードを
走り抜けて秩父に行きたかった。

これを書いていても思い出すと涙が出そうになるけど、長く付き合っていた
彼女との別れより悲しいよ・・・・。

ありがとう。スプリンターカリブ AE95G
君との思い出はいつまでも忘れないでずっと心の奥に
しまっておくから・・・・。