カリブの日記

トヨタアクアと埼玉県秩父市の事を書いています。

2019年09月

今日の「ザ・ノンフィクション」は舞台女優としてスポットライトを浴びたい。と、
長野県から上京した女性と母親のお話です。ですが、とんでもない展開が待っていたのです。

当時18歳だった渡邊美代子さんが舞台女優を目指し長野から上京したのは
2011年のことでした。

「自分が自分でない人を演じられるのはすごい事じゃないですか?」と
上京前話していた美代子さんですが、彼女には母との間に深い心の溝が
家を出る原因のひとつだったのです。

それは、渡邊家で起きた事業の失敗でした。
借金返済に追われる日々に,母は美代子さんが中学でイジメを受けていたのを知りながら
そんな事には見向きもせず、働き続けていたのです。
そんな、母への不信感はずっと拭うことが出来なかったのです。

東京へ出てきたものの、芝居のしの字も知らない美代子さんが舞台女優になるなんて
夢また夢なのは当たり前のことです。

でも、アルバイトをしながらなんとか芝居の世界に足を踏み入れた美代子さん。
オーディションは受けても受けても、書類審査で落とされてしまう毎日。

しかし、母親は娘のためになんとか後押しをして夢を叶えてやりたいと
思っていても、娘に近づけば近づくほど母親のやっていることは空回りするばかり。
舞台の仕事もうまくいかない美代子さんはそんな母に怒りをぶつけるばかりです。

美代子さんが上京してから5年経った今でも、生活費の援助をしたり過剰なほど
応援する母親が、ある日ビッグニュースを持ち込んできたのです。

美代子さんの生まれ育った土地でご当地アイドルを募集しているというのです。
それは地元のプロレス団体がご当地アイドルを立ち上げるという話でした。

無事面接は合格しましたのですが、ご当地アイドルのメンバーは
美代子さんとは年齢の離れた中学生ばかりなのです。

23歳の美代子さんは中学生のメンバーから見れば「おばさん」です。
どう接したらいいのか、お互い戸惑いの色が・・・・・。

それでも、コミュニティーのFM局の仕事や、誰もいない屋外でのイベント
たまに地元テレビ局のニュースで取り上げられたり、それはそれなりに充実した
日々を過ごしていたのですが、美代子さんにして見れば、やはりメンバーとのギャップが
どうしても苦痛だったのです。それに、生活拠点を東京に戻したかったのです。

そして、美代子さんは、わずか3ヶ月でアイドルグループを脱退したのです。

ところで、美代子さんの母親なんですが、この方もただのおば様ではなかったのです。
家庭の事情で上京することは叶わなかったようですが、
青春時代は音楽の道を目指したかったようなのです。
歌手になりたかったの?

だから、異常なまでに美代子さんの応援するのは自分の夢を美代子さんに
かけていたのです。

カメラが久しぶりに美代子さんの元を訪ねると、そこには、ちょっとふっくらした
美代子さんと子供、子供?

そう、美代子さんはバイト先の先輩と 結婚して子供まで生まれていたのです。 

そんな子育て生活をしている美代子さんですが、東京は物価も高いし、
生活するには故郷の方がいいかと夢を諦め長野へ帰ろうとしていたら、
アイドルグループを立ち上げたいという話が舞い込んできたのです。
そう、例のプロレス団体がもう1組のアイドルグループを立ち上げると言うのです。

ところが、今度は自分がプロデュースすると美代子さんの母親にスイッチが
入ってしまったのです。

とにかくこのお母さんときたら諦めるという言葉を知らないようです。 
「秋元康のようになりたい 」と言い出したのです。
自分の娘がダメなら、自分でアイドルをプロデュースすると言うのです。

このおかあさん、定年の足音が聞こえてくる年齢になりかけているのに
これからひと旗上げようとしているのです。

ところが、人が集まらずこの企画はお釈迦になってしまうのですが、
ご当地アイドルが歌う曲作りをお願いしていたシンガーソングライターの
ライブに呼ばれ、母親の夢を叶えようとステージに母親が立っているのです。

そして、作曲してもらった曲を歌うことになったのです。
普通の人ならお断りすると思うのですが、このお母さんステージで
本当に歌い出してしまうのです。 

今回の「ザ・ノンフィクション」を観て「人間あきらめなければ
夢は叶うんだな」とメーッセージをくれた内容でした。

自分と重ね合わせると、僕はすぐ諦めちゃう方だからこういう人を見ていると
面倒な人だと思ってしまうけど、もう1人の自分は、諦めないことも大事なこと
なんだなとちょっと感動したりして・・・・。

他人様の事だからどうでもいい事なのですが、番組を観ていて、
気になった事があります。

それは、芝居を志そうとしている人間が
「努力しているけど上手くいかないんだからしょうがないじゃない」って
母親に言っていました。この時点で美代子さんは役者失格だと思うのです。

自分が努力していると思った時点で芝居はあきらめるべきです。
だって、努力を量る物差しはどこにもないのですよ。
どれだけやると努力と言えるのですか?
自分だけの物差しで努力しているなんていうこと自体が、役者を目指している
人間の言うことではありません。

芝居なんて、無限のものだし、終着点はありません。
オーディションに落ちたとしても、その役に合ってなかったのかも知れないし、
運がなかったのかも知れません。

「努力している」なんて事は絶対思っても言ってもいけないと思うのです。

芝居の世界に努力も必要かも知れないけど、
少々芝居が下手だって、その人の持っている、容姿と内面から溢れ出る
何かを訴えるオーラがあれば観ている側を引きつけられると思います。

大事なのは役を与えられたら、その役になりきれるかです。
お芝居をしようとする事が間違いなのです。
いかにも芝居をしているかのように見えたとしたら、そこで終わりです。

きっとこの番組をご覧になった方は、そう簡単に役者にはなれないんだと
お思いになられた方が多かったのではないのでしょうか。

美代子さんも役者にはなれなかったけど、人生なんて自分の思い通りにはいかないし
夢が叶わなくても、決して不幸になるわけではありません。

他人が何を言おうが今の自分が幸せならそれでいいのではありませんか?

何の仕事でもそうですが、その人の持って生まれた才能がうまくかみ合うか
噛み合わないかでその仕事が上手くいくかいかないかを決めるような気がします。

そうそう、室井滋さんの淡々と喋るナレーションが最高によかったです。 
この方こそ、芝居をやるために生まれて来たような方かなと思います。 

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滝川クリステルさんが
IOC総会の席で
皆様を私どもでしかできないお迎え方をいたします。
それは日本語ではたった一言で表現できます。
「おもてなし」。それは訪れる人を心から慈しみお迎えするという深い意味があります。

先祖代々受け継がれてまいりました。
以来、現代日本の先端文化にもしっかりと根付いているのです。
そのおもてなしの心があるからこそ、日本人がこれほどまでに互いを思いやり、
客人に心配りをするのです

これは2020年の東京オリンピック・パラリンピックが決定したIOC総会の席で
最終投票直前に行われた東京のプレゼンテーションで、
滝川クリステルさんが行ったスピーチの一部です。

日本中が
この様子がテレビで放映されてから「お・も・て・な・し」の言葉がいっきに日本中を駆け巡り
その年の「流行語大賞」にも選ばれました。

「おもてなし」とは
ところで、この「おもてなし」って何なのよって事なのです。
ただ「おもてなし」「おもてなし」と口では言っているけど、本当の意味をご存知でした?

辞書で調べると、「もてなす」の丁寧語、って書いてあります。
じゃあ、もてなすの意味は?>心をこめて客の世話をするって書いてあります。
なんかよく分かりません。

語源
おもてなしの語源は、とりなし、つくろい、たしなみ、ふるまい、挙動、態度、待遇 馳走、
饗応だと言われています。

これは、平安、室町時代に発祥した茶の湯から始まり、
客や大切な人への気遣いや心配りをする心が築かれた、
世界に誇れる日本の文化ではないかと思うのです。

では、理屈じゃなくて「お・も・て・な・し」って実際はどうやればいいのよ。

一例をあげると、夏の暑い日の仕事帰りに飲食店へ行くと、店員さんが「いらっしゃいませ」とか
言っておしぼりを持ってきてくれますよね。
で、これはサービスなのです。

おしぼりを渡すとき「今日も暑かったですね。1日お疲れ様でした」この一言二言
おもてなしなのだそうです。

おもてなしに必要なのは
「おもてなし」は、目配り、気配り、心配りが必要です。

目配り

目配りとは、細かい点まで注意を向けて、様子を確認することです。

相手の様子をきちんと見ないと、相手の事も分かりません。

細かい点まで注意を向けると、相手の心や体の状態を推し量れるようになります。


相手の様子はすべて、心身の状態を読み取る材料です。

外見の様子だけとはいえ、さまざまなことが読み取れます。

 

たとえば、相手の顔色が悪いなら「体調が悪いのだろうか」と想像できるだろうし、

相手が何度もまばたきをしているなら「目が疲れているのだろうか」と推察できます。

大きなあくびをしたなら「睡眠不足なのかな」「退屈なのだろうか」といったことも
読み取れるはずです。

相手の様子から心身の状態を察することで、相手に喜ばれる対応も見えてきます。


気配り

気配りとは、自分の立場から見て、相手が求めていることを想像して、
行動を先回りすることをいいます。(お節介と言われないよう)


目配りによって読み取れたことがあれば、気配りとして、
相手を思いやって気をつけることはないか考えることが大切です。

 

たとえば、相手が何度もくしゃみをしているなら、風邪を引きかけているのかも
しれません。

ティッシュをそっと差し出したり、休憩を促したりすると喜ばれるでしょう。


相手が暗い表情でため息をついたなら、悩み事を抱えているのかもしれません。

「何かあったのですか?」「話を聞きますよ」という優しい言葉をかけると、相手は心を開いて、
何か話してくれるかもしれません。

 

心配り

心配りとは、相手のためになるような行為行動を言います。

気配りは、自分の立場から見て気づいた配慮であり、

心配りは、相手の立場に立っていることがポイントです。


気配りは、相手に喜ばれるとは限りませんが、心配りは必ず相手に喜ばれます。

 

たとえば、相手の悩み事を聞いたとき、共感や同情をして励まします。

一緒に苦しみをわかち合えば、相手は癒されたり元気が出るかも知れません。


相手が仕事を頑張りすぎているようなら「無理をしないで」という優しい一言をかけます。

タイミングよく気の利いた一言をかけると、相手は愛情や優しさを感じてくれるでしょう。


「おもてなし」とは
お客様の期待をいい意味で裏切るのが「おもてなし」 です。

つまり、お客様にとって想定内のことはサービスでしか無く、
お客様の期待をいい意味で裏切るような気遣いこそが「おもてなし」なのです。


おもてなしは、相手のことを慮る気持ちから生まれる。相手のことをよく考え、
上質な気遣いのできる人なのです。


外国では、レストランなどで接客を受けたときに“チップ”を支払うのが習慣とされています。

チップは、接客してくれた店員のサービス料として支払っているのです。

一方で、日本では、高級レストラン、ホテル、コンビニと、場所の程度の差はあるにせよ、
店員さんは無償で同じ“お客様”として丁寧な扱いをしてくれます。


日本人の「おもてなし」は 見返りを求めず、相手を丁寧に扱います。
これは、日本人の長所であり、
これこそが本当の「おもてなし」といえるではないでしょうか。


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煽り運転(あおり運転)とは:前方又は後方の車を執拗に追い回したり、
威嚇したりする行為。

最近クローズアップされているあおり運転と言われている行為。

 某動画サイトではあおり運転動画が毎日のように更新されています。
煽られてよほど悔しかったのか、煽った車の車両ナンバーまで
ハッキリ映し出されている動画もあります。

そして、怖いのは煽った車の車両ナンバーをリストにして公開している
サイトがあるとかないとか。

先日の常磐道で起きた煽り運転から傷害事件に発展した事件後は
360度撮影できるドラレコが売れすぎ、今では生産が追いつかず、
発売はいつになるか分からないと、うれしい悲鳴を上げているメーカーさんもあるそうです。

でも、ちょっと待ってください。

あおり運転は絶対やってはいけない行為ですが、その前に、なぜ、
そんな状況になったのか考えたことがありますか?

道を歩いていて肩が触れたとか、目と目が合っただけで睨まれたと勘違いし
因縁をつけてくる人がいますよね。
あおり運転もそれに近いような気がするのです。

何か原因がなければ、いきなりあおり行為を受ける事はないような気がするのですよ。

高速道路で煽り運転をした本人の供述で一番多いのが、前の車がどかなかった、
パッシングしたら、急ブレーキを踏まれたとか言うのです。

おそらく、高速道路の追い越し車線を「制限速度で走って何が悪いんだ」と
言わんばかりに、後ろに車が近づいているのにハンドルにしがみついて走っている
車ではないでしょうか。パッシングに驚き思わずブレーキを踏んだ?
普通に考えて、パッシングされてブレーキを踏む事自体信じられませんが、
相手にしてみたら、嫌がらせされていると思いますよね。

追い越し車線を走行中に後続車が見えたら進路を譲るのは世界の常識です。

世の中には、あえて法定速度より早く走りたい人もいるだろうし、
トイレに行きたいとか何かの理由で急いでいるかも知れません。
それに、いつまでも追い越し車線を走り続ける事自体が法令違反です。

ちなみに、警察の車が通行帯区分違反の車を追尾の距離は 1キロとか 1.5キロとか
言われていますが、走行車線に戻れるのに戻らず、後続車の進路をふさぐようなスピードで
追越車線を走り続けている車は、距離等関係なく1km以下でも取締りの対象になるそうです。


とのことなので、追越が終わったら速やかに走行車線に戻る。
これさえできていればあおられる危険性はぐっと低くなると言えそうです。
追い越しが終わったら速やかに走行車線に戻らないと、あおられる前に、
パトカーに捕まってしまうかも知れません。

一般道ですと、流れに沿って走れない車、やたらブレーキばかり踏むアクセルワークの
下手なドライバーとか、いきなり横道から飛び出してくる、安全確認の出来ない人とか、
急な割り込みをして後ろの車に急ブレーキを踏ませる車。自分の運転を上手いと思っているのでしょうが、周囲に迷惑をかけている大バカ者です。

ヘッドライトを上向きのままにした車も煽られる対象になるかも知れません。
だって、後ろからヘッドライトを上向きのままついてこられたら、本人にその気がなくとも
嫌がらせされていると思いますよね。(安価なHIDを対策なしに点灯させている方は要注意)

そして、社外品のマフラーをつけ排気音ばかり煩い、
「音だけ車」も対象になるかも知れません。

こんな車に限って直線道路ではやたらスピードを上げるくせに、
コーナーに差し掛かると、ブレーキを踏みっぱなしで急に遅くなる、
エンジンブレーキの使い方も知らない人。
そんな車の後ろを走っていると、イライラしますよね。

減速する時はエンジンブレーキを使い、フットブレーキは車を停める時に使うよう
教習所で教わりませんでしたか?と言いたくなります。

そうそう、内容が重複しますが以前書いたように女性ドライバーに意地悪して煽る人が
結構多いそうです。

こんなことを書いていると、あおられる人が悪いと思もわれそうですが、
そうではなく、煽られる前にあおりの対象にならないようにするには、
という趣旨で書いています。

道路は自分だけのものではないし、色々な性格の人が車を走らせています。

とにかく、他車に迷惑をかけずに周囲の状況に合わせて
車を走らせていれば悲惨な状況には遭遇しないと思うのです。

個人的に思うのは、煽り行為をしたドライバーは免許取り消しにしても
いいと思うのですよ。
その位の罰則を設けないと煽り行為はなくならないと思うのです。

だって、煽り運転がこんなに世の中で騒がれているのに、
動画投稿サイトには最近起きたと思われる煽り運転動画が
毎日のように投稿されています。

昔「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」という交通標語があったそうですが、
どこへ行こうと大きなお世話ですが、道路には速い車、遅い車が
入り混じって走っています。

あおられる車は何か原因があるはずです。(全てではないと思いますが)
もしかして、あおられる原因は車の走らせ方にあるのかも知れません。

そして、一時期の感情であおり運転をしたとしても、多くの車にドライブレコーダーが
付いている事を忘れてはいけません。
煽ったとしても、証拠はしっかり残っており、それなりのリスクがある事を忘れてはいけません。

ところで、前記したように、常磐道での煽運転事件後は360度撮影できる
ドライブレコーダーがバカ売れしているそうですが、
ある弁護士さんの話だと、「あおり運転をされる前の状況も撮影されているので、
被害者顔をして警察に訴え出ても、自分が不利になるリスクのある事を
忘れてはならない」と言っておりました。

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