今日の主人公は主人公は歌舞伎町で働く26歳の沙世子ママ
の続編です。

紗代子ママはキャバクラの激戦区、新宿・歌舞伎町で
「 LP Tokyo」でお店のママをやっています。

ママになってからはキャストの教育に頭を悩ませていたのだけど、
ママの人柄に惹かれて働いているキャスト達、
そんな紗代子ママもお店を任されてから2年4ヶ月が経ちました。

カメラが店に入ると、いましたよ。紗代子ママが、前回の放送の時より、
少し顔がすっきりしたかな?それにしても相変わらず豪快な飲みっぷりです。

今もキャストの教育には頭を痛めているようです。
女の子達に少し甘えが出ているようなので、今年はキャスト教育と新人発掘に
力を入れて、少しずつお店の方針を変えていきたいという紗代子ママ。

そんなある日、広島から来た通称「マーちゃん」と呼ばれているマリ21歳が入店しました。
広島のキャバクラでは NO1だったそうです。

有望な新人の入店に紗代子ママも大きな期待を持っていたのですが
ここは新宿歌舞伎町、広島時代のようにはいきません。

今日もお客さんと広島の話題で盛り上がっているのですが、ここは東京
いつまでも広島の話題でその場が持つわけありません。

「シャンパンが飲みたいな〜」と言っても無視されてしまいます。

だって、客のお目当はマリではなく先輩キャストなのですから、
ここがヘルプの弱いところなんですよね~。
こんなことが続きマリは大きな壁にぶつかってしまいます。

こんな時にも広島のキャバクラ時代に NO1を張っていた頃の栄光が
どうしても脳裏をかすめてしまうのです。

だって、洗い場に立ったり、閉店後のおしぼりの片付けなんて
他人様の仕事だと思っていたのに、この店では当たり前のように
やらされるのですから、でも、明るいマリはこんな事でへばるような人
ではありません。

持ち前の明るさがその証拠、今日も指名はなかったけど、「お疲れ様で〜す」と
明るく帰っていく。

今は 1Kのアパートで愛犬「ショコラ」と2人?暮らしのマリ。
18歳で水商売の世界に入り、一人暮らしを始めた時、
寂しさを紛らわすため稼いだお金で愛犬「ショコラ」を手に入れたという。
「ショコラ」もマリと一緒に広島から上京したのです。

素人っぽい女の子の「 LP Tokyo」のキャスト達に混じって、これからは
店を背負って立つくらいの期待をされていたマリなのだが、
本人はそんな店でやる気をなくしているという。

誰も注意をしてくれないし、水商売経験者も少ない他のキャストと
合わないのだろうか。
それとも、人に言われないと何もできない今時の女の子なのだろうか。

本当は紗代子ママからもっときつく接して欲しいのだけど、
ママにはそれが言えないのです。

広島から上京して3ヶ月。心配な事があり、もうすぐ広島に里帰りするそうです。

そんなある日、里帰り前に紗代子ママに誘われて食事をする2人。
里帰りをすると行ってそのまま店に出てこなくなる子が多いのです。
紗代子ママはそれを心配していたのでした。

今夜はお互いに話したい事を口にすることになったのです。

マリは他のキャストに客がついて自分には1人もいない今の状況が悔しいという。
こんな筈ではなかったと彼女は思っていたのです。

本当はママに甘えたいマリなのに、紗代子ママは「マリには甘えて欲しくない」
と突き放されてしまいます。マリは「私、言われた方ができる人なんですよ」
「言われた方が成長できるんです」と紗代子ママに訴えるが
「本当にできる子は言われなくてもできるよね」と逆にまたもや突き放されてしまう。

紗代子ママはマリを甘えさせると、どんどんダメになってしまうというのです。
そして、ここは東京なんだから広島の栄光は全て忘れる事だとも。

きっと、沙夜子ママはマリという人材をもっともっと大きくしたいと思っているのだろう。
マリ、とにかくこの壁を乗り越えなくては・・・・。

広島の土を踏むマリ、里帰りの目的は病気がちの母の見舞いと
母の誕生日を祝うためだと言う。

母に誕生日プレゼントと手紙を渡すマリ。
マリの母は マリが2歳の時から子供を育てるために夜遅くまで働き、
疲れを癒すために酒を飲み始めたが、それが原因でアルコール依存症に
なってしまったらしい。そんな母がマリは心配なのです。

里帰り中、マリは広島時代に勤めていた店に顔を出した。

店を辞めてから連絡を絶っていた接客業の師と仰ぐラウンジ「オリオン」の
麻衣子ママに会いたかったのです。

すると、ママも心配はしていたけど、連絡をするとマリに甘えが出て
知らない土地で頑張っているマリの糸が切れてしまうのではないかと思い
ママも連絡をしなかったという。

マリは東京で結果の出ないことを話す。「広島と東京では環境が違いすぎる」と。
ママは「あんたは東京に適応できてない」「指名される子は顔だけでなく、
誰も知らないところで努力しているから指名される」とも、

「マリは一人じゃないよ。みんなマリのこと応援しとるけん。マリならできるよ」
頬を流れる涙を拭こうともせず話しに聞き入るマリ。

歌舞伎町の店ではキャストのモチベーションを上げる為にキャストの
クラス分けをすることになった。
当然のようにマリは一番下のサードクラス。

しかし、マリはお店用の洋服を選んだり、名刺の写真を撮りなおしたり
彼女なりに一生懸命努力をしていた。
麻衣子ママに言われて俄然やる気になったのかも知れない。

客からは、「最近雰囲気が変わった」「東京っぽい人になった」と言われるようになった。

とにかく今は前に進むしかないんだもの。

そして、3月のパジャマイベントが始まった。
ママからは「1度くらいは同伴をね」と言われていたけど、
イベント2日目には、あのマリが同伴出勤していたのです。
やったねマーちゃん。

イベントを頑張った結果、フリー客からの指名 NO1にマリが選ばれたのです。
そして、その数は店が開店してからの新記録だったのです。
やっぱり、マリは客をゲットするツボみたいなものを持ち合わせているようです。

そして、ランクもセカンドクラスからサードクラスに昇格。
「めちゃ嬉しいですけど、満足はしてないです」「まだまだだなって思います」って
負けず嫌いのマリは今日も新天地で頑張っています。
 
紗代子ママは今日も新人を連れて歌舞伎町の*案内所へ挨拶廻りをしていました。


歌舞伎町の無料案内所

無料案内所とは歓楽街に現存するキャバクラやガールズバーまたは風俗店などを無料で
紹介してくれる案内所の事です。

初めてその歓楽街に訪れた場合、どこにどんなお店があり、どのくらいの料金でどんなサービスを
受けられるのかわかりません。
歌舞伎町にはそんな無料案内所が数件存在しています。




日曜日の昼下がりに放送される「ザ・ノンフィクション」もこのところマンネリ化してると言うか
上手くまとまりすぎていて、面白味に欠けているような気がしますが、
番組ネタの情報が少ないのかイマイチ企画の貧弱性もみられるような気がします。

それでも、番組の命ともいえる「サンサーラ」が流れると、内容にかかわらず
ピタッと収まるのが不思議です。

万人が喜ぶような企画を毎週放送するのも大変な事ですが、
つたないブログを書いていて気が付いたのは、比較的ショッキングな内容とか
有名人が題材になったり、お涙頂戴の内容は
反響が大きいように感じます。

と、勝手な事を書いていますが、昼ともなく夜ともなく、
きっと今頃も、どこかの会社が取材を続けているであろう。
スタッフの皆さんの事を想像すると、頭の下がる思いです。